2019.03.27

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お客様は日本人。~英語表記の落とし穴

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初めまして。ひさと申します!

海外の洗練されたデザインのサイト、とっても素敵に見えますよね!

英語のウェブフォントはバリエーション豊かで、見ているこちらもわくわくするようなデザインが多かったりもします。

日本語で使えるウェブフォントは、大きく分けて「ゴシック体」か「明朝体」か…おしゃれ感はいろいろウェブフォントがある英語と比べて、劣るのは確かかもしれません。

「サイトをおしゃれにしたい!じゃあ、英語でグローバルナビゲーションや見出しを作ってあげればいいじゃない!」

それも一理あります。

けど皆さん、一度落ち着いて考えましょう。あなたのサイトを見に来てくれるお客様は、英語圏のお客様でしょうか?

 

たいていどのサイトでも存在している「お問合せ」に関するページ。

内容はメールフォームであったり、電話番号の表示であったりと、内容は様々だと思います。
この「お問合せ」ページのタイトルやグローバルナビゲーションへの表記として、よく用いられる英語表記は下記の通り。

  1. Contact
  2. Contact us
  3. Inquiry

1、2辺りは英語の知識が多少あれば、「これは…コンタクト…?問合せってことかな?」と想像がつきますが、3に至っては、聞きなじみがない人も多いと思います。

英語表記の時に、日本語表記にはないある作業が1段階発生するのです。
それは「読んでその単語を日本語に変換して意味を理解する」という作業。

貴方のサイトに来たお客様が「私、昔から英語だけは苦手なの!」というお客様だった場合、「Contact」という単語が読めずにお問合せをあきらめてしまう可能性もあるのです。
大きな機会損失だと思いませんか?

  1. Customer Support
  2. カスタマーサポート
  3. お客様サポート

これらの表記だったらどうでしょう?
一番内容がわかりやすい、と感じるのは3ではないでしょうか。
「カスタマー」は今でこそ聞く機会が増えて、耳なじみのある英単語だと思いますが、少し上の年代になると、聞いたことがない、なんていう方もいらっしゃるかもしれません。
まして、1など「そもそも読めない!!」という方がいてもおかしくありませんね。

デザインの格好良さを追求するコンセプトサイトやブランドサイトなら英語表記にすることを反対はしませんが、お客様に「何かを買ってほしい」「お問合せしてほしい」「サービスをもっと知って欲しい」というサイトの場合は、デザインの格好良さよりも「お客様の使いやすさ」を重視して考えると、おのずと英語表記よりも日本語表記の方が良い、という結論にたどり着きます。

サイトに訪問する前から始まっている「英語表記の落とし穴」

先ほどの「Contact」や「Customer Support」の話は、「サイトに訪問したユーザーの使い勝手」についての話でした。

実は、英語表記の落とし穴は、サイトに訪れる前からすでに始まっているのです!

例えば、貴方がアパレル関連のネットショップを運営していたとします。
特に深い理由もなく、「格好いいから」という理由で、カテゴリー名をすべて英語で登録しました。

 

  • Jacket
  • Skirt
  • Pants
  • One Piece
  • Inner
  • Formal

などなど…

では、今度は貴方が「春物のジャケットが欲しい」と考えるお客様だとします。
ネットショップで購入しよう!と思った貴方は、どういう検索キーワードで自分が欲しい商品を探しますか?

  • 春物 ジャケット
  • ジャケット 通販
  • ブランド名 ジャケット 春物

などが一般的ではないでしょうか?
今、貴方の頭の中に「Jacket」という英語表記は浮かびましたか?

そう、サイトに訪問してくれるお客様は日本人なのです。検索をする時も、わざわざ海外のサイトを探しているわけでもない限り、英語で検索する人はほとんどいません。
SEO的な観点で見ても、「英語表記のみ」というのは大変な痛手になります。
ページ内に検索されるキーワードが含まれていないと、検索エンジンには引っかからないからです。検索エンジンに引っかからないということは、競合との勝負の土俵にも乗れない状態です。これも、大きな機会損失となります。

「使い勝手」と「SEO」を考えて表記を考える

サイトのコンセプトによっては英語表記の方がいい場合もあるので、一概に英語表記はよくない!という否定はもちろんしません。

しかし、「英語読めないからこのサイトわかりづらい」と思われてしまったり、そもそも日本語で検索したときに検索に引っかからないからサイトの存在さえ知られない、という可能性はあります。

英語を多用しているサイトをお持ちの貴方、今一度落ち着いて考えましょう。

  • 英語が苦手な日本人のお客様の立場で考えたとき、そのサイトは使いやすいですか?
  • ページの中に、検索で引っかかって欲しい「日本語のキーワード」はちゃんと入っていますか?

それらを考えると、おのずと「日本語表記の方がお客様のため」という結論に結びついてきます。

実際、弊社のお客様でも、英語表記だったものを日本語表記にかえたことで売り上げが上がった、という事例があります。
一度試してみてはいかがでしょうか?

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